環境芳香への可能性
ストレスを引き起こす因子をストレッサーと言います。
ストレスには
①生理的ストレッサー(細菌・病気)
②心理的ストレッサー(不安・心配)
③社会的ストレッサー(人間関係・家庭問題)
④物理的・科学的ストレッサー(暑さ・寒さ・騒音)があります。
「香り」はこれらのストレッサーに対し非常に効力を発揮します。
香りに満たされた空間では、苛立ち、ストレス、落ち込み、無気力などのネガティブな精神状態を脱するためのサポート効果があり、幸福感、リラックス、高揚感、官能性のようなポジティブな感情を高めることができます。
また、オフィス内にレモンの精油を拡散させ、ミスの軽減率を測定したところ、パソコンのミスを25%以上軽減させたという話があり、ミントの香りを焚くだけで体感温度を4°も下げることが出来るとも言われています。
待ち時間のストレス軽減、疲労感の軽減、多数の人の出入りする場所では殺菌作用により空気をフレッシュに保つなどの環境芳香としても大変有用であるのです。
香りは、鼻や皮膚などから私たちの心身に働きかけます。感情や欲求といった情動を司る大脳辺縁系に香りの情報が伝わると、快・不快などの情報反応が生じます。そして、心地よいと感じる香りを嗅ぐと、視床下部が反応し、自律神経や呼吸など体内環境のバランスを維持することに役立ちます。
(AEAJアロマテラピーのメカニズムより)
健康へホリスティックに作用するアロマテラピー
ストレスの影響が考えられる
不眠、うつ、不妊/生理不順や自己免疫疾患などの症状には、医療での対応だけでなく、予防医学や補完ケアとしてのアロマテラピーの効果が期待できます。
環境芳香を導入するメリット – ストレス軽減と環境改善
心地よい香り空間で過ごす時間は、実際の時間を短く感じさせるという効果、疲労感を軽減する効果があり、集中力を持続させることができます。またリラクゼーションの時間と、集中しなければいけない時間を香りにより調整するなど、目に見えない「嗅覚」を利用した生理反応を操作することが可能です。
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